ランカスター日記 〜英大学院博士留学

湖水地方へ遠足

この前の水曜日、大学の所属学部が院生を対象に
湖水地方への遠足を無料で!(・∀・)開催してくれました。

湖水地方とは、その名の通り多くの湖が点在するうえに、
イギリスにおいては珍しい「山(=標高1000m以上)」が存在する
自然いっぱいの地域です。イギリス北西部に位置しています。

大学からコーチ(長距離バス)で1時間ちょっと走って
グラスミア(Grasmere)という村へ行き、
そこから山、ではなく丘歩きを往復4時間くらいする予定でした。

当日、起きてみたら
ランカスターは雨。


それでも天気予報をチェックすると、
午後には晴れるようなのでみんなで予定通り出発したのでした。

行きのバスの中では、「湖」の定義や、「湖」以外の小さな水場の呼び名とか
湖水地方特有の名詞の由来などを先生たちにレクチャーしてもらい、
なんとも言語学部らしい、楽しい雰囲気でみんなワクワクでした。

現地に到着したときも、小雨が降っていました。
まぁ、止むだろうと楽観的に考えてみんなで歩き始めます。

さあ、と歩き始め、村から離れていきます。
のどかな風景。
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だんだん丘の登り口へと近づきます。
DSCN2076.jpg


日付がおかしいことになっていますが、撮ったあとで気づいたので
後の祭り。まあいいや。


詩人ワーズワースとその妹がこのあたりを散策し
どのように詩を構成していったかを記した碑。
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ワーズワースがぶつぶつとフレーズを言うので、
妹はそれを必死に追いかけてメモしていく、という感じだったようです。
妹・・・偉い!!!(つд`)

ラテン語で書いてあるので、先生の1人がレクチャーしてくれました。
左に写っているのは先生の手足。

もっと進んでいきます。
まだ雨は降り続けています。
は〜、天気がよかったらもっと綺麗なんだろうになぁ・・・。
DSCN2079.jpg


ところどころ、このような石の詰まれた柵?が見受けられます。
羊飼いの領地を区切る、「囲い込み運動」の軌跡なのだそう。
わー、世界史でやったやった!
「エンクロージャー」とかやった!ちょっと感激(;∀;)

DSCN2080.jpg


そしてこれが遠足最後の写真。
DSCN2081.jpg

まあまあ登ったところです。

まだ登り始めて1時間ほどしか経っていませんが、
もはや「デジカメを取り出して写真を撮る」ことを諦めざるを得ないほど
雨が強く降り始めたのでした。




雨がやむという予報だったのに・・・。

やまないどころか、上にいくにつれて
雨足は強まり、風も強く吹いてきます

目的地に着く頃には、少しの雨ならものともしないダウンコートが裏地までぐしょぐしょ
スニーカーはもちろん中まで浸水
コートから浸水して中の服はもちろん、ジーンズもびちょびちょ。
リュックの中も浸水していたので、財布もお弁当もびっちょびちょ。

デジカメは、「こりゃだめだ」と思ってからビニール袋の中に入れたので
そこまでひどい被害はまぬがれましたが・・・

そんな状態ですから、上のほうでお弁当食べようとか言ってたのに
全然座れもせず、まず木陰なんかもないので止まって休憩や荷物整理もできず、
結局4時間ほとんど休憩ナシで歩きっぱなし。

やっとの思いで村へ下りてから、帰りのバスの出発時間まで
二時間ほど時間があったのですが、
全身ぬれねずみで死ぬほど寒かったので
お土産屋で長袖シャツを2500円も出して(ぼったくり!!)
買って着替えさせてもらい、
あとは喫茶店に入って紅茶飲んで震えてました。
もう、超みじめな気分・・・(TдT)。


ジーンズはまだびちょびちょなので、帰りのバスの座席を濡らしてしまうのが
申し訳なかったけど、もうどうしようもありません。
大学に着いたとたん、一目散に部屋へ走って帰り
熱〜いシャワーを浴びました。

一心地ついたあとで、ふと我に返ると待ちかまえている
濡れモノの整理・・・。

コート→ぐちょぐちょ
シャツ→びちょびちょ(写真参照)
ジーンズ→びちょびちょ
スニーカー→中までびちょびちょ、しかも臭いが・・・あわわわわ(ノTдT)ノ
リュック→びちょびちょ

DSCN2082.jpg

寒いのでジーンズにたくしこんでいたお腹の部分以外
ぐっしょり濡れているシャツです。
お腹の部分だけ、もとの色がちゃんとわかります。あとは全部濡れてるんです。。
シャツがこうなんだから、コートはもう・・・て感じでした(TдT)


とにかく室内に吊るして干し、暖房をガンガンに入れて放置。
部屋の中が、なんとも微妙な、生乾きの匂いでいっぱいになりました・・・
スニーカーの臭いもね・・・。

コートとスニーカーは暖房にひっかけてまる1日干さないと乾きませんでした。

もう、湖水地方なんて二度と行かない!!ヽ(`□´)ノ

と言わしめるに十分な経験でした・・・。


とはいえ、本当に綺麗な地域なので、もっと良い天気のときに
しばら〜く経ってからまた行ってみてもいいかなと思いますけど・・・

はぁ。

行ってこんなに後悔した遠足は初めてでした。

山の天気は変わりやすいと言いますが、
そもそも変わりやすいイギリスの天気との相乗効果で
ものすごい不運な1日となってしまいました・・・。

湖水地方に行かれる方は、ぜひ前後の日にちの天気予報も
しっかりチェックされることをオススメします。。

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コメントコメント


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そうなんです......イギリスの登山では,夏でも天気が晴れてても,防水のジャケットとズボン,同じく防水の登山ブーツ,濡れたとき用の着替え,カロリー高めの食事,怪我に備えて応急手当のセット,遭難に備えて呼び笛,等をもっていかなければいけないのです.とはいえ,大学の遠足程度でこんなヘビーな装備するとは夢にも思わないよね〜.大学の人がどういう考えなのか謎だ(笑)

ともあれお疲れ様でした! カゼひかないようにね.

KB | URL | 2008年07月02日(Wed)23:25 [EDIT]


>KBさん
大学の人は、「こんなにひどい雨にはならないだろう」という楽天家でした・・・

うひゃ〜、本来ならそんな重装備が必要なんですね。。
呼び笛って!(@д@;)

まじ、初の丘のぼりでものすごい洗礼を受けてしまいました。これを趣味にしようと思ったKBさんはまじ偉人です。

ランカスタ | URL | 2008年07月05日(Sat)13:45 [EDIT]