イギリスで徒然草(旧・ランカスター日記)

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文科省長期海外留学支援

先日、私が現在受給している奨学金について問い合わせを
いくつかいただいたので、ここで書いておきます。

私が獲得したのは、文部科学省による
大学国際化推進プログラム(長期海外留学支援)」
という取り組みによる奨学金です。


他の奨学金と大きく異なるのは、個人で応募するのではないということです。
正確に言うと、応募書類は個人でしっかり集めて書かないといけないのですが
それを大学が取りまとめて申請するのです。

なぜかというと、このプログラムでは、各大学が学内選考を行って
「うちではこういう留学支援をこれこれの学生(たち)に行いたい。
つきましては、予算をください」と申請し、
再度文科省による学生の選考を経て
大学に予算が与えられるシステムになっているからです。

合格すると、博士課程3年間(修士では2年間)の
奨学金(=生活費)、学費、往復航空券代
もらえます。とても親切です。

ただし、留学希望先への出願は自力です。これは他の奨学金と同じですね。

このプログラムは今年で始まって4年目のようです。
詳細はこちら:

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/cyouki.htm


募集時期は、大学内の締め切りが毎年今頃で、
すぐに学内選考→合格者のみ文科省に書類が送られる
→書類選考に受かったら面接の案内がくる
→2月下旬あたりに面接実施
→3月中旬に合格発表

という流れになっています。

提出書類などは上のURLで見られるので、今後受けたい方々のために、
去年私が受けた面接について書いておこうと思います。
私が探した限り、面接の内容について書いてあるページは一つしかなかったので
少しでも参考になれば幸いです。

去年の1月上旬に大学に書類を提出し、学内選考後、
2月16日付で文科省から書類審査合格通知が来て
2月27日に面接試験@文科省ビル in 丸の内
を受けました。


全員日本人で5人の面接官でした(そのうち質問してきたのは2人)。
全部日本語でした。


1.このプログラムに応募した動機と留学先での研究計画を話してください

2.留学希望先の指導教員とすでにコンタクトはとっているのか

3.私はこの分野は良く知らないけどXXX学会(=私が研究発表したところ)というのが有名な学会なのですか

4.こういうテーマは多いんですか

5.あなたが自分の大学に提出した修士論文の28というサンプルは十分なんですか

6.計画書だと評価者が5人と書いてあるけど、その根拠は?依頼できるアテはあるのか

7.日本に一時帰国してサンプルを取るとすると、英国留学によってサンプル取得前の理論的な勉強をするということか



これで12分くらい。
面接日時通知のときに、1人10分程度だと書いてあったので
こんなものかと思いましたが、私の前の人はけっこう延びていました。

大体うまくまとめて答えられたのですが、2に関してだけは、まさに
何も用意してなかったので、「え!?」状態でした・・・
私の分野ではそういうことをあまりしないのと、そもそも資金源がないと
受け入れてもらえないのが英国の高等教育機関なので、
事前にあっても仕方ないのでは、と思っていたため。

で、しどろもどろになりました。でも、修士1年のときに
サマースクールで1ヶ月留学希望先に滞在し、先生とも交流があったので
「いつでもコンタクトとれます!これからです!」って何とか言いました・・・

この質問のおかげで、「落ちたかも・・・」と思い、もんもんとしてましたが
結局受かりました。
分野の文化的なものもあるし、コンタクトはないからといって即マイナスのものでも
ないということなのかもしれません。


ただ、今から考えれば、このプログラムでは
時期的に、「奨学金を出します」と決まって同じくらいか
それより後に海外の大学からの合格通知が来るので、
受け入れてもらえる可能性が少しでも高い学生を
取りたいのが本音でしょう。
と考えると、コンタクトはあったほうが絶対強いと思います。



面接の内容からは、


本当に3年間で博士号が取れるのか
(目的意識はもちろん、スケジュールやスケール的に可能か)



ということを確かめたい、その一点に尽きると思います。
税金使うんだから当たり前といえば当たり前ですね。


この奨学金に受かったことは本当にありがたいです。
でなければ、学費と生活費含めて3年間で1000万円かかる
博士課程留学は到底実現できませんでした。


でも、この奨学金を得て、金銭的にはもう何も問題がないように
思っていましたが、実は意外な落とし穴がありました。
それについてはまた後日。

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