イギリスで徒然草(旧・ランカスター日記)

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残酷なイギリス硬貨

Viva、今学期中(12月中旬まで)には無理という判断となり延期決定・・・ぐわあ。
厳しいです・・・。次学期こそ必ず。

それよりも外部審査員の先生に連絡がとんとつかないっぽいんだけど
大丈夫なんだろうか。
こういう事態がわりとカジュアルに起こるイギリスのアカデミア、
まあやっぱりみんな人間なんだね。
と思ったり。

今日は全然研究と関係ないことを書いてみます。
それはイギリスの硬貨

イギリスの硬貨は、表が額面、
裏にはエリザベス女王の横顔が
彫られています。

普通ですよねここまでは。
日本だって、紙幣だけど野口英世とか印刷されてます。

しかしイギリスで面白いのは、

女王が年を取ってきたら、その老いた横顔を刻印した硬貨を発行する

というところです。

エリザベス2世は1952年に25歳で女王となってから
もう60年近く在位しています。
ちょっと前の硬貨を見ると、
何度かその横顔のデザインがリニューアルされてきた
ことがつぶさにわかります。

これは1980年代前半発行の20ペンス硬貨。
顎のたるみもなく、頬も丸みがあり首もスッキリと若々しい印象です。
1980年となると実際のエリザベスは50歳過ぎてるわけですが、
たぶんこの硬貨の横顔はかなり前にデザインされて
ずっと使われてきたのかも。
DSCN2938.jpg



次は1996年発行の10ペンス硬貨。
頬の丸みが消え、少し首が太くなった印象です。でもまだまだキリッとしてます。
DSCN2941.jpg



これは最新版、2008年発行の20ペンス硬貨。
比べてみると・・・残酷です
ホウレイ線、顎のたるみ、目の下のくぼみ・・・すごくつぶさです。
DSCN2942.jpg



なんつーか、「ここまでリアルに表現する意味あるの?
っていうか・・・
私がもし女王だったら、とんだ羞恥プレイとでもいいましょうか、
「以前のデザインの硬貨はすべて破棄すること」
とでも法律改正を要求したくなる気がします。

いやそれより、造幣局の人から
「女王、そろそろ硬貨のデザインのリニューアルを・・・」とか
すごく丁寧に申し訳なさそうに言われるんだろうと考えると
それも複雑。

そりゃあ即位60年近くともなれば
どんな人間だって年を取ります。
彼女の横顔の変遷は、そのままそれだけ長い間国民に支持されてきた
ことの証
でもあるわけですから、
「ひどい」とか思うことの方が不遜なのでしょうけれども。


しかし、エリザベス女王が退位して、チャールズ皇太子が即位することになったら
当然硬貨の裏の顔はチャールズになるわけですが、
チャールズはもう52歳、というよりももっと年上に見えかねない風貌だし
硬貨の変遷を見守る楽しみはあんまりないかもしれないなぁ、と
がっかりする自分もいたりして。

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