イギリスで徒然草(旧・ランカスター日記)

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苦戦中

病気のために一ヶ月以上保留になっていた研究の遅れを取り戻すべく
Upgrading paperの執筆に勤しんでいます。

トピックを変えてからかなりすぐに床に臥せるはめになったため、
先行研究はかなり最初からやり直しの読み直しで、
新しい発見の連続・・・
楽しいですが、知的負荷高いです。
あと、心理的にも焦ります。
「げー、こんな初期の段階でまとめに苦労するなんて!」みたいな・・・

脳みそ、使ってます。
ショートしませんように。

著名な研究者の先行研究にも批判的になることと
異なるアプローチや枠組を統合して自分の論文に良いように持って行くこと、
リサーチクエスチョンにまでまっすぐ一本につなげること、
ものすごく難しいです。

正直、まとめられんのか?これ・・・

って思います・・・

あと、著名な研究者たちってどーしてこんなに頭がいいんだろう、とか。
頭の良さってなんだろう。
研究の経験と思考の訓練の連続でカバーできるものなんだろうか。

それにつけても、やっぱり反省するのは過去の自分の甘さ。

なんでもっと前からちゃんと読まなかったんだろう、とか
なんでもっと思考の訓練をちゃんとしてこなかったんだろう、とか
「わからないけど今はいいや」みたいに、なぁなぁで済ませてきたことの
ツケを、今いっぺんに支払うはめになっています。

博論では、まさに重箱の隅をつつくと言ってもいいような緻密さが求められていて、
今までもこの分野でやってきたというのに
まじめにengageして多くの文献を読んでこなかったことが
あまりにも悔やまれます。

はぁ。

でも、思い返すと、自分の研究したいことが明瞭でないうちは
文献にあたっても、明確な問題意識が自分の中にないので
結局表面的な理解にとどまって、
結果的に、必要なときに残らないという状態に陥りますよね・・・
それはある程度やっぱり仕方がないことのような気もする。

今、それなりに明確になった問題意識をもって読み返してみたら
はじめて、書いてあることの真の意味を理解したとか、
その論文の重要性が実感できたとか
ものすごい勢いで経験しています。
遅くはあるけれど、たぶんこれは自分の研究における成長を
意味しているのかも。


先人の知恵を、苦労なく共有できたらいいのになぁ、と妄想したりします。
遺伝子の中に過去の人類が獲得した経験知なんかが組み込まれて、
新しく生まれる人間はすべてその記憶を共有している、とか・・・
『深海のYrr』みたいに。

まあ、そんな世界になったら研究者という職業は成立しないから
それがかなったらかなったで、飯の食いっぱぐれという憂き目に遭うわけ
ですけれどもね・・・


後悔はいつでもできるしいつでもしちゃうものなので、
Better late than never、ということで
少なくとも今気づけたんだから、もう同じ間違いはしないで済むはず、
と前向きに考えよう・・・うんそうしよう・・・


さて、逃避してないで現実に戻ろう。

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コメントコメント


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こんにちは。体調だいぶよくなったようでよかったです。

>まじめにengageして多くの文献を読んでこなかったことがあまりにも悔やまれます。
ここすごくわかります! 読んでも読んでもきりがないですよね。
いままでやってきたこと、全部やり直したい気持ちになることもあります。

いまイギリス全土寒いみたいですね。エジンバラは大雪です(笑)
体が資本なので、くれぐれも無理はしないでくださいね!

mariko | URL | 2009年02月02日(Mon)16:02 [EDIT]


久しぶり!

体調、よくなってきたみたいで何よりです。
この記事の更新を知り、ちょっと安心しました。

確かに、テーマが明瞭で無いうちは、
「必要なはずだ」と思って読んでいても、
真に理解はしていないんだろうね。ううーん、ううーん……←自分的に反省中……。
よ、読みなおそう……。

茶道では理解出来る年齢にならないとわからない、
ということがありますね。
もうこれはその年齢に応じた理解をしていくしかないと考えていますが。

それでも必要になれば理解するはずだと思うのだけど、
そこまでたどり着けない。
もどかしいし時に悔しいけど、
焦ってもお茶は楽しめないんだよね。

一服しますか。

紗羅 | URL | 2009年02月03日(Tue)15:28 [EDIT]


こういう時こそTurn a negative into a positive. 無理やりポジってやってきましょー.

KB | URL | 2009年02月04日(Wed)20:54 [EDIT]


>marikoちゃん
ほんと、修士からやり直したいと思ったり。
こっちの博士まで来ちゃった今だからこそ
本腰入れないと、って腹を決めて
今一生懸命engageできるっていうのも確か
なんだけどね。
一昨日はランカスターも雪が少し降ったけど
すぐ溶けちゃった…エジンバラの寒さは
尋常じゃなさそうだね。
寮は暖かいだろうから安心だけど、marikoちゃんも
気をつけてね。

>紗羅さん
理解できる年齢にならないとわからない、か…
もしかすると、この年齢でこの認知的発達度だから
やっと文献がまともに読めるようになったのかも
私の場合…。(遅いよ)
やっぱりどの道にもレディネスみたいなものは
あるんだねぇ。
作法あまり知らないけど、一服いただきたいなあ。
日本の緑の濃茶を味わいたい。
今はクランベリーティーでお茶を濁しております。
文字通り。

>KBさん
そうだ、こんなときこそKBさんの座右の銘(?)、
ネガをポジに!!
研究者の適性として、『前向き』『楽観的』
がある程度必要なのだという気がする
今日この頃です。

ランカスタ | URL | 2009年02月04日(Wed)21:29 [EDIT]


お久しぶり。

海外で病気になると大変だね。体調管理には気をつけて、精一杯頑張って!

僕もいろんなプレッシャーの中、少しずつ頑張っているけど、1本の論文にまとめることの大変さはすごくよくわかる。でも、その積み重ねが大事なんだよねー。

ところで、今年の9月にランカスターに行くことになったので、いろいろと教えてね。なぜか発表がacceptされてしまったので・・・(汗)

にっく | URL | 2009年02月05日(Thu)04:58 [EDIT]


>にっくさん
ありがとうございます~。
新生活にはもうすっかり慣れられた頃でしょうか?

9月にランカスターとは、もしやTBLT2009ですか?!
acceptとはすごい、私はポスター発表です…。
ぜひぜひ何でもお尋ねください☆
お会いできるのを楽しみにしています。

ランカスタ | URL | 2009年02月05日(Thu)13:44 [EDIT]


 
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