イギリスで徒然草(旧・ランカスター日記)

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南仏旅行2日目

引越しでちょっと間が空きましたが、南仏旅行の2日目。

この日は日曜日で、他の都市へ行くための電車やバスなどがあまりなかったため、
思い切って奮発して、南仏の小さな村中心に見所をまわってくれる
1日ミニバスツアーを予約していったのでした。

ピックアップの車が時間より遅れてちょっと不安だったけれどちゃんと来た。
運転手兼バスガイドはキャロリンという若い女性。
明るくとっても有能なガイドさんで、本当に当たりだった!(^∀^)

まず、L'isle-sur-la-Sorgue(リル・シュル・ラ・ソルグ(ソルグ側の上の島))という村へ。
ここは、日曜に立つアンティーク市が有名。
私たちにはアンティークはよくわからなかったが、古そうな銀食器や時計やら
お皿やらを見て、「執事っぽ~い!」「ヨーロッパって感じ~!」などと騒ぎながら
進んでいく。
アンティークだけではなく、もちろん食べ物や服、布などの市も立っているので
それもばっちりチェック。
めいめいニンニクペースト、プロヴァンスハーブの詰め合わせ、サフランの粉、
チーズ、ラスクなどを買う。これからの夜の晩餐のためなのだ!(*・∀・*)
鶏があぶられていて、その油が下に敷いてある野菜もこんがりとしっとりと
調理していくという垂涎ものの視界を展開してくれた屋台で足を止め逡巡するも
まだ11時にもなっていなかったので断念。えらすぎる。

とてもよい天気で、まさに「南仏日和」といったところ。
長袖しか持ってこなかった身では汗ばむくらい、ぜいたくな陽光と陽気である。

次はラベンダー博物館へ。
背が低く、一本しかない茎に上下に連なって濃い紫の花が咲く「ラベンダー」と、
背が高く、茎が3本に枝分かれして花が連なる「ラヴァンディーン」の区別を
教わる。
「ラベンダー」はプロヴァンスでしか取れないのだそうだ。
世界中のほかの地域で咲いているのは「ラヴァンディーン」であり、
彼らに言わせれば「ニセモノ」らしい。
香りはラヴァンディーンのほうが圧倒的に強いので、香料や香水に
使われるが、薬効があるのはラベンダーのほうのみなのだそう。
へぇ~へぇ~へぇ~!
でも残念ながら、私はラベンダーの香りがいまいち好きではないので
早々に外へ出て待機。すいません・・・

次の街はRousillon(ルシヨン)。
オークル(赤土)のとれる街。建物もすべて赤みがかった壁を持つ。
言い伝えによると、ルシヨンの王様は狩りばかりして王妃を省みなかったので
王妃が愛人を持つことにしたところ、王様はその愛人を殺してその心臓を料理して
王妃に食べさせたそうな。
そのことを食べたあとで知った王妃は自殺、その血と心臓を抜かれた愛人の血が
ルシヨンの土を赤くした・・・のだそうだ。

なんてbloodyな言い伝えなんだ!しかしなんだかフランス人らしいような気も!
キャロリンは「これは言い伝えだけど嘘だから!本当じゃないから!」と懸命に
フォローしていた(笑)。
しかし、王妃に浮気されて、復讐したら死なれてしまい、挙句の果てに
王妃と愛人の血のせいで自分の国の土が赤くなったなんて言われたら
王様は踏んだり蹴ったりだな~と思ったり。。残酷だから仕方ないのか。

次はGorde(ゴルド)。まさにラピュタのような外見の町。
DSCN2146.jpg

写真からもわかるように、坂道だらけの小さな町だったが
石造りでとても風情があった。
ここの美味しいと評判らしいパン屋さんで、明日の朝食用にキッシュやパンを買い込む。
ラムレーズンのアイスを食べて満足。

次は、ローマ遺跡の門の跡を見に行った。
これが日本語のガイドブックを読んでもどこの町の近くだったのかわからない。
凱旋門の縮小版のようなものが、いきなりぽつんと現れる感じ。
あまり感動しなかった。

次はLes Baux、岩造りというか石造りの狭い城壁が入り組んだ通路に立つ町。
公衆トイレが和式(そしてぼっとん)だったので驚く。
周りの外人たちは出てくるときになんだかこわばった顔をしていた。
町は観光化しているようで、おみやげ屋さんがところ狭しと並んでいる。
かわいい布や明るい色使いの陶器・お皿の誘惑に負けそうになるも、
「重いよ!」「これから縫い物してる場合じゃないよ!」と冷静になり
なんとか耐える。

最後はPont du Gard。ローマ兵が5年の歳月をかけて作り上げた橋だ。
ローヌ川に併走するガルドン川にかかる。4世紀くらいのもので
今は真ん中の通路しか通れないが、高く大きくがっしりしている。
今でもふざけて飛び込む人が後を絶たないそうで、まぁそのへんは
世界共通の現象なんだなぁ。

DSCN2149.jpg

合計10時間の充実したツアーを終えてアヴィニョンへ帰還。
キャロリンに教えてもらった、おいしい南仏料理を出してくれるレストランLutrinで食事。
ワイン、鶏(朝市で見た甘美な風景が忘れられなかった)、
魚のスープ、ニース風サラダを頼む。うまうま!

DSCN2165.jpg

帰りは9時をすぎ、もうバスもなかろうというのでタクシーで帰る。
まったりと買い込んだワインを味わいながら語るうちに夜が深くなっていく。

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