
去年に続き、「厳冬」と噂されているイギリスの今冬。
昨日今日は少し暖かくなりましたが。
ヒースロー空港がほぼ閉鎖状態だったり、
バスや鉄道の交通機関や、郵便配達網も
ものすごくdisruptされていて混乱しています。
これだけ聞くと、
「さぞかし寒いんだろうなあ」
「マイナス20度くらい行っちゃうのかしら」
「ものすごい降雪量なんだろうな」
と思われると思いますが・・・
イングランドの北のほうにあるランカスターでも
最低気温はマイナス5度程度でした。
一度マイナス12度くらいまで行ったけど、
すぐ戻りましたね。
降雪量も、ランカスターは数センチ程度。
正直、まったくもって「大雪」とは呼べない程度でしたよ?
まあ確かに、日照時間も短いうえに
ほぼ曇りですから、雪が溶けずに凍ってしまうので
危ないというのはわかるんですが。
それでも、日本人からするとありえない
やる気のなさで、
労働者は仕事に行かないわ(「道路がすべる!車を安全に運転できない!」←チェーンは?)
鉄道は止まっちゃうわ(「線路に雪が!」←除雪は??)
で、クリスマスの時期なのに郵便配達はないし
プレゼントやカードも時間内に着かないということで、
国民のイライラ度はMAXだったといえるでしょう。
また、こっちではクリスマスは家族イベントですので、
大量の食料を買い込み、盛大なディナーを作ってお祝いするわけですが
あまりにも大量な買い物のため、ネットスーパーで配達に頼る人も
かなりいるわけです。
それが、
「雪のため配達できないので注文キャンセルします。
品物は棚戻ししちゃったんで、買いたいなら店に来て選びなおしてね」
とかいうドタキャンの知らせが来ちゃったりするし。
せめて棚戻しはしないで、店に来たら一瞬でピックアップできるくらいに
しといてくれよー!っていうね?
ちなみに天下のTESCOなんだぜ?
一言でいうと、もうちょっとやる気出せよ…イギリス。
っていう冬でしたね。
あきらめ早すぎだろーって。
ちなみに、私も注文した本などを首を長くして待っていたとき
Royal Mail(イギリスの郵便局)の
ウェブ追跡サービスを頻繁にチェックしていたんですが、
Royal MailはなんとTwitterでカスタマーサービスをやってるんですね↓
http://twitter.com/royalmail
いくつかやり取りを見ていくとスッゴク面白いですよ!
たとえば、
消費者:「この追跡番号の荷物どうなってんの?翌日お届けサービス使ったんだけど(明らかにイライラ)」
RMの係:「翌日お届けサービスは12月6日から凍結しています。私たちのドライバーにとって安全が保障されないからです。可能な限り早くお届けします」
消費者:「可能な限りとかいって、何にもしてないじゃん!もういい!最寄の郵便局で荷物よこせって言ってくる」
RMの係:「言ってもいいけど、荷物の引渡しはできませんよ。私たちは今できる限りのことをしてるんです」
消費者:「まじRoyal Mail役立たず!高い金払って結果がこれかよ!次はFedExにするから!」
とかね!!(・∀・)
電話のカスタマーサービスだって同じようなやりとりが
毎日起こってるんでしょうが、
ウェブで残っちゃうのに暴言を吐く消費者もすごいし
そこはかとなくケンカ売っちゃってる感じのRMの係の人もいたりして、
ちょっとしたドラマです。
かくいう私も、外資小売チェーンの情報システム部で
通訳兼お客様サポートをしていたことがあるので
カスタマーサービスの大変さは身に沁みてわかります。
RMの人、毎日大変だろうなぁ…
やる気のないイギリスに呆れてはいますが、
彼らにだけは心底同情してます。
早く冬休みになるといいね。
昨日今日は少し暖かくなりましたが。
ヒースロー空港がほぼ閉鎖状態だったり、
バスや鉄道の交通機関や、郵便配達網も
ものすごくdisruptされていて混乱しています。
これだけ聞くと、
「さぞかし寒いんだろうなあ」
「マイナス20度くらい行っちゃうのかしら」
「ものすごい降雪量なんだろうな」
と思われると思いますが・・・
イングランドの北のほうにあるランカスターでも
最低気温はマイナス5度程度でした。
一度マイナス12度くらいまで行ったけど、
すぐ戻りましたね。
降雪量も、ランカスターは数センチ程度。
正直、まったくもって「大雪」とは呼べない程度でしたよ?
まあ確かに、日照時間も短いうえに
ほぼ曇りですから、雪が溶けずに凍ってしまうので
危ないというのはわかるんですが。
それでも、日本人からするとありえない
やる気のなさで、
労働者は仕事に行かないわ(「道路がすべる!車を安全に運転できない!」←チェーンは?)
鉄道は止まっちゃうわ(「線路に雪が!」←除雪は??)
で、クリスマスの時期なのに郵便配達はないし
プレゼントやカードも時間内に着かないということで、
国民のイライラ度はMAXだったといえるでしょう。
また、こっちではクリスマスは家族イベントですので、
大量の食料を買い込み、盛大なディナーを作ってお祝いするわけですが
あまりにも大量な買い物のため、ネットスーパーで配達に頼る人も
かなりいるわけです。
それが、
「雪のため配達できないので注文キャンセルします。
品物は棚戻ししちゃったんで、買いたいなら店に来て選びなおしてね」
とかいうドタキャンの知らせが来ちゃったりするし。
せめて棚戻しはしないで、店に来たら一瞬でピックアップできるくらいに
しといてくれよー!っていうね?
ちなみに天下のTESCOなんだぜ?
一言でいうと、もうちょっとやる気出せよ…イギリス。
っていう冬でしたね。
あきらめ早すぎだろーって。
ちなみに、私も注文した本などを首を長くして待っていたとき
Royal Mail(イギリスの郵便局)の
ウェブ追跡サービスを頻繁にチェックしていたんですが、
Royal MailはなんとTwitterでカスタマーサービスをやってるんですね↓
http://twitter.com/royalmail
いくつかやり取りを見ていくとスッゴク面白いですよ!
たとえば、
消費者:「この追跡番号の荷物どうなってんの?翌日お届けサービス使ったんだけど(明らかにイライラ)」
RMの係:「翌日お届けサービスは12月6日から凍結しています。私たちのドライバーにとって安全が保障されないからです。可能な限り早くお届けします」
消費者:「可能な限りとかいって、何にもしてないじゃん!もういい!最寄の郵便局で荷物よこせって言ってくる」
RMの係:「言ってもいいけど、荷物の引渡しはできませんよ。私たちは今できる限りのことをしてるんです」
消費者:「まじRoyal Mail役立たず!高い金払って結果がこれかよ!次はFedExにするから!」
とかね!!(・∀・)
電話のカスタマーサービスだって同じようなやりとりが
毎日起こってるんでしょうが、
ウェブで残っちゃうのに暴言を吐く消費者もすごいし
そこはかとなくケンカ売っちゃってる感じのRMの係の人もいたりして、
ちょっとしたドラマです。
かくいう私も、外資小売チェーンの情報システム部で
通訳兼お客様サポートをしていたことがあるので
カスタマーサービスの大変さは身に沁みてわかります。
RMの人、毎日大変だろうなぁ…
やる気のないイギリスに呆れてはいますが、
彼らにだけは心底同情してます。
早く冬休みになるといいね。
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