イギリスで徒然草(旧・ランカスター日記)

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Language Testing Forum 2010 無事終了

すでに先週末のことになりますが、今年ランカスターで開催された
言語テスト論のイギリス国内向け(一応・・・今となってはその限りではありませんが)
かつわりと内輪なフォーラム、Language Testing Forum
無事終了しました。

ESRCのグラントを取ったため正式にはランカスターにいないはず(笑)の教授、
テスト機関で研究チームの長を務めるため大忙しで
ランカスターにはもう週2回程度(パートタイム)でしかいない准教授に、
4月に第二子を出産して9月に復職したばかりの講師(すごいタフ!)、という
「時間なしなし主催者陣」からのヘルプコールに応えて
私はほとんどの事務作業を引き受けていました。
(もちろん、発表者選抜や、会場・ミールの支払いなどの
大きいお金が一気に動く要所要所は上の仕事)


30周年ということもあり、30年前のLTFで話し合われた
テーマを再度見直してみる、というテーマ(Issues in Language Testing Revisited)を
設けて、何と今回は参加者は総勢80人にも上りました。

ランカスター大の会場と宿(学内に寮と同レベルの宿泊施設と、
4つ星のホテルがあります)の連携がビックリするほど非効率的だったこともあり、
Registrationはまだしも宿の予約手配からしてちょっと難儀でした。

あとは、ミールの予約、支払いのごたごた解決、
ビザレター、領収書、参加証明書の発行、名前バッジ、学会パック作成、
ミールチケットの作成、お役立ち番号リスト、地図の手配などなどなどなど
やることはいくらでもあって、直前の一週間は執筆が進みませんでした・・・

が、無事に全員到着し、マイナートラブルはいくつかあったものの
「名前がなかった」「宿が予約できていなかった」「ミールが間違って予約されていた」
という一番最悪の事態は一件もなく、
大盛況・大成功に終わりました!(;∀;)よかったぁぁ

そしてなんと、LTF閉会間際に、主催者陣が短い謝辞とともに大きな花束を贈呈してくれました!
参加者の方々も暖かく拍手してくださって、
会場から返事がこなかったり無理難題を言われたり、
オンラインストアの障害が出たり
ムガー!!!(屮`д´)屮とかなっていた時のことなんかもう、全部吹っ飛びました。

どこにも名前も載らない裏方仕事なのに・・・とっても嬉しかったです。

言語テストの大御所も何人もいらしていて
メールでですがやりとりしていたのもあり、言語テストコミュニティに
より「所属感」を持てた感じがして、すごくいい経験になりました。
それに、バタバタしながら密に連絡をとって主催者陣とももっと近くなれたし、
学会開催に必要なこと、細かい点に気を配る姿勢なども勉強になり、かつ
お金ももらえて一石二鳥以上の経験でした。

今週の前半は安堵と疲れでグダグダしていましたが
今はもうback to workです。
やっぱり、人とちゃんと交流すると元気が出ますね。頑張るぞ!

DSCN3087.jpg
いただいた花束。
菊が入っているのがヨーロッパらしいです。
私は小中と菊が校章だったし、「仏花」というだけのイメージはなくて好き。
今は、つぼみだった百合が綺麗に咲いてますます華やかです。

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不況

世界的な大不況の今、イギリスもどこもかしこも深刻です。
悲観的なニュースばかりで、テレビをつけるのも嫌になります・・・。

思えば日本に1980年に生まれ、物心ついたときから

「日本はバブル崩壊して不況」
「輸出が減って不況」
「とにかく不況不況不況」

と言われ続けて育ちました。

小学生のときに通学に使っていた電車の宙吊り広告で
「不況」「バブル崩壊後うんたら」の文字を見るたびに
「あー損な時に生まれたんだな」と思っていたのを
思い出します。(やな小学生)

生まれてからずーっと不況でも、
つましい生活態度を身につけ、
問題ない人生を送れればと思っていた矢先の
この大不況、就職大氷河期ですからね・・・
本当についてない時代に生まれてしまったと思わざるを得ません。

まあ、博士に行かず5年前あたりにちゃんと就職していれば
また話は別だったんだと思うので、
自分の選択のせいでもありますけど。
毎日暗いニュースばかり見るのは本当に鬱々とした気分になります。

とりあえず気を取り直して、イギリスの状況をば。
イギリス政府の見込みとしては、

公務員50万人失職・増税・教育福祉に対する財源カット

がまず確実だそうで。

来年はどこもかしこもストライキだらけでしょうね・・・
そしてただでさえunreliableな公共機関がさらにunreliableに!

ここに来てアイルランドの銀行がIMFと欧州各国から融資を受けないと
まずいとか、でもそうしたらアイルランドの予算カットの規模は
イギリスの比じゃなくなるほど厳しくなるし、
本当にどうするんだろう。

そしてもちろん、政府の財源カットは大学にも深刻な陰を落としています。

今までUK国内からの学生には、政府が補助金を出していたおかげで
UK学生の学費は比較的安く済んでいたわけですが
これがカットされると、学生の自己負担分を増やさざるを得ません。
でも、今のレベルでも十分学費ローンの負担は色濃いのに
値上げしたら進学率が下がり、結果大学の収入源、ひいては
大学に良い教員がいなくなり、教育の質が低下します。

今でも、大卒が必ずしも就職できる時代ではなくなり、
ただでさえ進学率の上昇はあまり見込めないというのに
もっと学生の数が減ったら大変です。

そこで大学側としては、いい収入源になる
International Students(UK・EU圏外からの学生で、3倍の学費を払う
私たちのようなケース)をなんとしても確保したいところです。
これまでは、入学基準に満たない学生でも
学期前の英語コースに参加させることで訓練し、
確保していました。

しかし、政府としては学生ビザの発行をも厳しくする方針を採っています。
国内の雇用機会を減らしたくないために、外国人移民の受け入れを厳しくする
という政策の一環です。
そして、この「外国人移民」のカテゴリーで
新たに問題になっているのが、「学生ビザで来て、そのあと働き始めた」人々。

イギリス政府の方針としては、「本当に優秀な人材を確保するために」
MA、PhD修了後に限られた期間、就職できるビザを提供していて
今のところMAやPhD学生はそう問題視されていないようですが、
例えば語学学校に短期間のビザで来た人が、その後もビザを変更しながら
働いて滞在しているケースが多く、政府としては「これらの人々が
UKの経済にプラスをもたらしてくれるのかどうか不確か
である」
と言って、規制を厳しくすると。

こうなると、語学留学に来る学生の学費で稼いでいた語学学校や
大学の短期語学コースなどにも大打撃です。
本当に、語学ビジネスは大ピンチ、ひいては大学もさらにピンチ。

つまりUK政府としては、

「EU圏外から学生は欲しいけど、
金を払ってUK経済に貢献したら
さっさと帰っていなくなってほしい、
UK国内で働きたいとか大迷惑」


ということなんですよね。

まーなんと傲慢な、と思うのは私が
International studentだからですね。

まあ、これだけ「自国民」のために、外国人から見たら
冷酷ともとれる発言ができる政府の姿勢は、自分が「自国民」であれば
頼もしく映るでしょうけれども。

こんな方針を打ち出して、
気軽にできたはずの語学留学がもはやできなくなった上に
悪くなるばかりの財政をもって保持できるレベルの教育水準で
いつまでも外国人学生がイギリスの大学で何年も勉強したいと思うかどうか、
真剣に考えているんだろうか。

1980年代にも起こったように、オーストラリアやカナダに
学生が流れて、後悔することになるんじゃないかなー。


日本の大学を取り巻く状況も厳しくなるばかりだし、
やっぱり、どこもかしこも明るい見通しはないですね。
本当に、日々を生きるしかないんだなと思います。

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雨嵐の最近

イギリスはここのところ超寒くて雨が多くて(まあこれは普通)、
今週末は嵐になるとかなんとか報道されてます。
あーあ。

ところで今は自分の研究室にこもっているんですが、
リアルタイムで雹が土砂降ってます

窓、割れないと思うけど
ぶつかる音もかなり大きいし一抹の不安が残ります・・・。

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