頭寒足熱、最強の暖房道具である
こたつ。
日本のもので何が好きかと問われたら、間違いなく
蘭華のマイベスト3に入るシロモノであります。
しかし、しかしです。
残念ながら
変圧器を使わずにこちらで使用できるこたつは
開発されていないようです。
そんなに需要がないのか・・・
イギリス人女性は足が冷えても大丈夫なのか・・・
床に座る習慣がないからなんでしょうけれども。
こたつでみかんの甘美さをしらないなんて、可哀そうな人たち!!イギリスの一般的な家はセントラルヒーティングですが
暖房器具といえば、壁に取り付けられたこんなやつ。

ガスで水を温めて、それがこのウネウネの中を通って
ほんわりと部屋を暖める、という形です。
この大きさはかなり大きい部類に入りますが、私の部屋は
地階である上に、窓がものすごく大きいので
寒がりな私に十分なほどは暖まってくれません。
そして
足が冷える冷える。(TдT)
そりゃ膀胱炎にもなるわ!という感じです。
そんなわけで、日本のこたつが恋しくてしょうがなかったのです。
しかし、日本でこたつを買ってこちらに送るとしても、
自動温度調節機能など、マイコンが入っていると
変圧器を使ってもこちらでは使えないのです。
炊飯器でも同じことを言われ、涙を飲みました。
変圧器を使える、古めの機種だったとしても
必要な電力に見合う変圧器となるとものすごいシロモノに・・・
もしそれで使えないとわかったら超無駄ですし。
こちらのオークションの最大手ebay.UKを見ても、こたつは
変圧器が必要なものばかり。
役立たずめ!(゜д゜)、ぺっしかし、セントラルヒーティングではやっぱり足が冷える!
膀胱炎が再発したらそれこそ博論計画が台無しに!!
足さえ温かければ、上半身はいくらでもぶくぶくに着られるのに・・・。
と思っていたところ、ふと思い至ったのが、この家の地下室にもともと置いてあった
エクストラの暖房器具、デロンギヒーター。
これを机の下に入れて布団でかこめば・・・(*゜∀゜*)ふっ…
手に入らなければ作るまで!(゜∀゜)b見よ、この素晴らしい発明!!
部屋、カオスすぎ・・・というつっこみは受け付けません。
だって修羅場中なんだもん!
友人から譲ってもらった、ダブルベッドサイズの掛け布団と
自分のシングルサイズの布団を洗濯ばさみで留めて
壁側を除く3面を覆っています。
机が、二組の折りたたみ式脚と、一枚の大きな板を乗せてできる
簡易なつくりだからできました。
布団カバーがまったく統一がとれていないうえに
こたつ用机ではないので布団が中だるみになり、
見た目最悪ですが、これがあったかい!!!
もう感動、感涙の嵐です!!(T∀T)ちなみに、中の頼もしいデロンギちゃんはこちら:

火事の心配もないし、ちょっと調節が効きにくいところが玉に瑕だけど、
いい仕事してくれるわぁ・・・
当然、椅子に座って布団を膝上までかけただけだと、隙間があいて
ふくらはぎが寒いことになるので
脚をつっこんだら椅子の下部分に垂れる布団はすぐに閉じます。
これで一日中でも、この寒い自室にいられるようになりました。
素敵!!