イギリスで徒然草(旧・ランカスター日記)

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探し物はなんですか

ペーパーがいまいちうまくまとまらない日々が続いて
気持ちが落ち込んだので、
指導教員(2人いるうちの女性のほう)に相談に行った。

アカデミックなことだけでなく、
体調を崩した経緯とか将来の不安とか、いろんなことを
とても親身になって聞いてくれた。

最終的には、素晴らしいキャリアを築くことよりも
家族と一緒に自分の心が安らかで
幸せを感じる状態であることのほうがずっと重要だ、と
彼女は言う。

そうだろうか。
そうかもしれない。
でも既に両方手に入れた人だから言えることかもしれない。

本当に欲しいもの、必要なものはなんだろう。
いつか確信できるときが来るんだろうか。

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まだまだ

修羅場が終わったのが月曜日、そして今日がスパビ。

結論から言うと、先行研究のまとめにもっと改定が必要なのと、
もうひとつ小さなパイロット研究が要るだろう
とのことになり、今学期残りでそれをやり、追加して
ペーパーを執筆、
Upgrade panel自体は来学期の頭になりました。
4月20日からの週のどこかです。

それで無事に通れば
5月はじめ~中旬よりメインデータ取得、となります。
くそぉ、延び延びだし!!(TдT)

いやいや前向きに考えねば・・・。
今ここでいいものを書いておかないと博論本体で
困ることになるんだし。
メインデータ取るのに自信もって取り組まないと
意味ないし。

やっぱり、著名な研究者たちの研究を批判的に読んで
書くことが、とても難しいです。

もちろん、「あれ・・・?」って思う文献も多くありますが、
influentialなモデル提唱論文なんかは
読めば読むほど、よく考えられてるなーとか
自分の持っている疑問がどこに位置するのか
関連があるのか、etc悩みまくって結局、
何者でもない私なんぞがこんなすごい研究を批判なんてムリ、
おこがましい
」・・・となります。

でもそれを堂々とやってのけて主張せねばならないのが
研究の世界。
堂々とやってのけられるほど、自分の研究に自信を持つということです。

今までいくつかやってきたパイロット研究も、
面白いしそれなりの発見があったと思っていますが
どうしてもlimitationにばかり目がいって、
こんなことがわかりました!!(゜∀゜)」という押しが
弱いために、ペーパーにも自信のなさが露呈していると
言われました。
もっと自信を持ちなさい、オリジナルで面白いから、と励まされ。

結局自己評価も、まだまだ他人の評価に頼っている自分がいます。
自立した研究者になる、自律して研究すること、まだまだむずかしい。

「難しいです・・・」って愚痴をこぼしたら、
そりゃ当たり前だ。それを学ぶためにここにいるんだから
と言われました。
そうか。そりゃそうだ。

年をとればとるほど、何かをやるときに「一発でうまくいく」ことが
少なくなってきていて、そのことにまだ慣れられない自分がいます。
もう30近いのに情けないです。忍耐が。足りん。

なんにせよ、頑張るよりほかないです。

頭絞って書いたこの数週間、体力的にはつらかったけど
(食事とかがどうでもよくなったので)、
実はとても楽しかったです。

楽しめるようになってきたということが、亀の歩みではありますが
自分の殻がひとつ破れた気がしてうれしいです。

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しまった

食事時間も内容も不規則な修羅場の詰み状態の日々、
夜10時とかに残り物&ごはんをチーンしてかきこむわけです。

今日もそんなんで、昼をまともに食べなかったせいで
夜10時になって、中華風豚&野菜炒めとともにごはんを2合近く完食。
おなかがいっぱいになって幸せ!(^∀^)
さてもうひと頑張り!!

と思ったら

急激に襲いくる眠気!!(ノд`)
あぁぁぁああ、食ったら眠くなるよね。
生理反応だよね。
そんなに食べたらそりゃあ消化に血液使われちゃうよね。

やーばーいー

続行不可能な予感!!
締め切りは明日ですけれども!!

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こたつ発明

頭寒足熱、最強の暖房道具であるこたつ

日本のもので何が好きかと問われたら、間違いなく
蘭華のマイベスト3に入るシロモノであります。

しかし、しかしです。
残念ながら変圧器を使わずにこちらで使用できるこたつは
開発されていないようです

そんなに需要がないのか・・・
イギリス人女性は足が冷えても大丈夫なのか・・・

床に座る習慣がないからなんでしょうけれども。
こたつでみかんの甘美さをしらないなんて、可哀そうな人たち!!

イギリスの一般的な家はセントラルヒーティングですが
暖房器具といえば、壁に取り付けられたこんなやつ。

DSCN2356.jpg


ガスで水を温めて、それがこのウネウネの中を通って
ほんわりと部屋を暖める、という形です。

この大きさはかなり大きい部類に入りますが、私の部屋は
地階である上に、窓がものすごく大きいので
寒がりな私に十分なほどは暖まってくれません。
そして足が冷える冷える。(TдT)
そりゃ膀胱炎にもなるわ!
という感じです。

そんなわけで、日本のこたつが恋しくてしょうがなかったのです。

しかし、日本でこたつを買ってこちらに送るとしても、
自動温度調節機能など、マイコンが入っていると
変圧器を使ってもこちらでは使えないのです。
炊飯器でも同じことを言われ、涙を飲みました。

変圧器を使える、古めの機種だったとしても
必要な電力に見合う変圧器となるとものすごいシロモノに・・・
もしそれで使えないとわかったら超無駄ですし。

こちらのオークションの最大手ebay.UKを見ても、こたつは
変圧器が必要なものばかり。
役立たずめ!(゜д゜)、ぺっ

しかし、セントラルヒーティングではやっぱり足が冷える!
膀胱炎が再発したらそれこそ博論計画が台無しに!!
足さえ温かければ、上半身はいくらでもぶくぶくに着られるのに・・・。

と思っていたところ、ふと思い至ったのが、この家の地下室にもともと置いてあった
エクストラの暖房器具、デロンギヒーター。

これを机の下に入れて布団でかこめば・・・(*゜∀゜*)

ふっ…

手に入らなければ作るまで!(゜∀゜)b


見よ、この素晴らしい発明!!

DSCN2352.jpg

部屋、カオスすぎ・・・というつっこみは受け付けません。
だって修羅場中なんだもん!

友人から譲ってもらった、ダブルベッドサイズの掛け布団と
自分のシングルサイズの布団を洗濯ばさみで留めて
壁側を除く3面を覆っています。

机が、二組の折りたたみ式脚と、一枚の大きな板を乗せてできる
簡易なつくりだからできました。

布団カバーがまったく統一がとれていないうえに
こたつ用机ではないので布団が中だるみになり、
見た目最悪ですが、これがあったかい!!!
もう感動、感涙の嵐です!!(T∀T)

ちなみに、中の頼もしいデロンギちゃんはこちら:

DSCN2355.jpg

火事の心配もないし、ちょっと調節が効きにくいところが玉に瑕だけど、
いい仕事してくれるわぁ・・・

当然、椅子に座って布団を膝上までかけただけだと、隙間があいて
ふくらはぎが寒いことになるので
脚をつっこんだら椅子の下部分に垂れる布団はすぐに閉じます。

これで一日中でも、この寒い自室にいられるようになりました。
素敵!!

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苦戦中

病気のために一ヶ月以上保留になっていた研究の遅れを取り戻すべく
Upgrading paperの執筆に勤しんでいます。

トピックを変えてからかなりすぐに床に臥せるはめになったため、
先行研究はかなり最初からやり直しの読み直しで、
新しい発見の連続・・・
楽しいですが、知的負荷高いです。
あと、心理的にも焦ります。
「げー、こんな初期の段階でまとめに苦労するなんて!」みたいな・・・

脳みそ、使ってます。
ショートしませんように。

著名な研究者の先行研究にも批判的になることと
異なるアプローチや枠組を統合して自分の論文に良いように持って行くこと、
リサーチクエスチョンにまでまっすぐ一本につなげること、
ものすごく難しいです。

正直、まとめられんのか?これ・・・

って思います・・・

あと、著名な研究者たちってどーしてこんなに頭がいいんだろう、とか。
頭の良さってなんだろう。
研究の経験と思考の訓練の連続でカバーできるものなんだろうか。

それにつけても、やっぱり反省するのは過去の自分の甘さ。

なんでもっと前からちゃんと読まなかったんだろう、とか
なんでもっと思考の訓練をちゃんとしてこなかったんだろう、とか
「わからないけど今はいいや」みたいに、なぁなぁで済ませてきたことの
ツケを、今いっぺんに支払うはめになっています。

博論では、まさに重箱の隅をつつくと言ってもいいような緻密さが求められていて、
今までもこの分野でやってきたというのに
まじめにengageして多くの文献を読んでこなかったことが
あまりにも悔やまれます。

はぁ。

でも、思い返すと、自分の研究したいことが明瞭でないうちは
文献にあたっても、明確な問題意識が自分の中にないので
結局表面的な理解にとどまって、
結果的に、必要なときに残らないという状態に陥りますよね・・・
それはある程度やっぱり仕方がないことのような気もする。

今、それなりに明確になった問題意識をもって読み返してみたら
はじめて、書いてあることの真の意味を理解したとか、
その論文の重要性が実感できたとか
ものすごい勢いで経験しています。
遅くはあるけれど、たぶんこれは自分の研究における成長を
意味しているのかも。


先人の知恵を、苦労なく共有できたらいいのになぁ、と妄想したりします。
遺伝子の中に過去の人類が獲得した経験知なんかが組み込まれて、
新しく生まれる人間はすべてその記憶を共有している、とか・・・
『深海のYrr』みたいに。

まあ、そんな世界になったら研究者という職業は成立しないから
それがかなったらかなったで、飯の食いっぱぐれという憂き目に遭うわけ
ですけれどもね・・・


後悔はいつでもできるしいつでもしちゃうものなので、
Better late than never、ということで
少なくとも今気づけたんだから、もう同じ間違いはしないで済むはず、
と前向きに考えよう・・・うんそうしよう・・・


さて、逃避してないで現実に戻ろう。

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