設置はしたけどエントリーを書いていなかったこのカテゴリー、
やっと始動させねば!という気になりました。
というのも、日本の大学の留学生課から「送金はどうしていますか?」と
質問があったので、後続の方々のためにまとめる意味でも
自分が渡航前に調べた情報を載せて整理したいと思ったのです。
留学生で、日本円建てで奨学金をもらったり、家族に海外送金してもらう人は
必ず日本からの送金手段で頭を悩ませることになります。
変動する為替で大ダメージを受けることもありうる身としては、
やはり一番に注目するのが
送金時の手数料です。
今、外貨取引きFXが流行っていて、うまくやれば利益が出ると聞きますが
学生の身としてはそういう勝負的な要素を持つ(イメージ?の)換金方法は
イヤでした。
そして私の場合、日本にいたときからネットバンキングを利用していて
その便利さを実感しており、また外国にいても自分の口座のお金の流れが
しっかり確認できることから、
絶対にネットバンキングができる銀行から
送金したいと思っていました。
とりあえず、手始めに調べた送金元と送金手数料を以下にまとめます
(銀行名をクリックするとそのサイトへ飛べます):
ゆうちょ銀行(郵便局) 2,500円
シティバンク 4,000円(残高が100万円あれば2,000円)
新生銀行 4,000円
みずほ銀行 5,500円
どうやら同じ奨学金で世界中にちらばる留学仲間から集めた情報では
シティバンクと新生銀行を選ぶ人が多かったようです。
シティバンクはアメリカに行く人数が多かったからかもしれません。
シティバンクは、アメリカでは現地でキャッシュカードとして使えるカードも
作れて便利という話でしたが、イギリスでは私の通うランカスター大学に
一番近いシティバンクのATMはマンチェスターにしかないようなので
メリットはありません。
また、シティバンクは口座に常に100万以上なければ手数料2000円にはなりませんし
つねに前払い→奨学金充填、と自転車操業しているようなやりくり状態ではちょっと無理です。
自分名義で開設した口座に、保護者などが100万円のお金を入れておいてくれて
つねにそれがキープできる状態でもない限りありえない選択です。
ゆうちょは手数料が安いですが、皮肉なことに私はゆうちょの口座を
ここ5年間くらい使っておらず、システムがどのようになっているのか
まったく知らないのと、家族にもゆうちょをメインで使っているメンバーがいないことから
なんとなく、これから3年間も日本を離れるのに使い慣れない口座は不安だと
思ってやめました。
同じ理由で、新生銀行も敬遠しました。
残るみずほ銀行は、大学1年のときから口座を持っており、
ネットバンキングも導入されたときからずっと取引きを続けてきていたので
安心感があり、家族も全員口座を持っていたので
何かあっても大丈夫だと思い、結局手数料は安くないですが
やっぱりみずほにしようと思っていました。
しかし、
銀行で送金する手数料には落とし穴があるのです。
銀行のホームページに載っている手数料は、あくまで
日本の銀行に払う手数料です。
実は、
受け取り先の海外銀行でも手数料がかかることが圧倒的に多いのです。
その金額もけっして安くありません。
一度、冬に帰国した際にみずほ銀行からこちらで開設した口座へ
100万円程度を送金しましたが、
みずほ手数料5500円に加えて
受け取り先の銀行手数料2500円、合計8000円を徴収されました。
高っ!(T□T)しかし、このことは他の銀行を選んでも同じです。
うぅ・・・ただでさえ安心できない生活費なのに、
やはりこんな高い手数料を払って送金するしかないのか・・・
と思っていた矢先、こちらにいる先輩に「どうされてますか?」と尋ねて
教えてもらったのが
JCB送金名人でした(クリックで飛べます)。
なんと
手数料525円で、一回につき50万まで送金できるというサービスです。
すごい!(゜д゜)
なにその格安さ!?安すぎてなんだか怪しいぐらいですよ!?よくよく調べてみると、これは
「保護者から送金する」
という形をとっており、
本人名義の口座から送金することはできません。
また、送金する際に、
保護者は専用のJCBクレジットカードを作らなくてはなりません。また、送金した分のお金の請求もクレジットカードのとおりに機能するようで、
保護者の口座への請求は翌月になるのです。
また、
ある月に50万円送金したら、原則として次回の送金は翌月以降まで待たないといけないのでした。
なるほど・・・
手数料がすごく安いかわりに、
限度額が低い(みずほは1度に200万まで可能)のと
送金元口座への請求が一ヶ月後(他の銀行では瞬時)、ということなんですね。
私もはっきりわかるようなわからないような、なんですが、
送金すること自体をクレジットカードで買うサービスのように
扱っているような感じかな?
為替マージンがいくらかかるかも調べてみましたが、特に銀行と比べて
高いということもありませんでした。
としたら、ひと月に50万円以上必要なときってそこまでないし
これはかなりオイシイ送金手段だ、と結論が出たので
父にお願いして、このサービスに加入してもらいました。
それ以来、
1.私のみずほの口座に奨学金が振り込まれる(本人名義の口座にしか振り込まれない)
2.私のみずほの口座から父のみずほの口座(JCB送金名人登録した)へネットバンキングにより送金
3.父がJCB送金名人により私のイギリスの口座に送金
4.3日後着金、こちらで使えるようになる
という流れを保っています。
JCB送金名人では、電話でもネットでも海外送金手続きができるので
父はいつでも嫌がらず送金してくれます。ありがたい。
50万円以上の送金が必要なときは、日中に銀行に行ってもらえる
母の口座に送金して、8000円を払ってみずほ銀行からいっぺんに送金してもらいます。
みずほはテレホンバンキングで海外送金ができるようですが、
国際電話代もバカにならないので
結局、自分の口座から他の家族の口座に移して、そこから送金してもらう形を
とりました。
ネットバンキングならタダですもん。(→大事!!)
というわけで、父母の協力が得られた私の場合はこういう風に送金しています。
でも、保護者の方からあまり協力が望めないとしたら
JCB送金名人を使うことは不可能なので、やはり銀行で自分名義の口座から
移すことになるでしょう。
おそらく、私が調べたときから手数料や状況が変化している銀行もあると思います。
シティバンクのようにある条件を満たせば手数料が安くなる、などの条件も
取り入れる銀行が増えているかもしれません。
とりあえず、今夏・秋から留学を考えている方は、そろそろ銀行のリサーチを
開始することをおすすめします。
口座開設して、しばらく日本で使ってみて安心して渡航するのは大事です。
留学生活に欠かせないお金のことですし、
一度渡航してしまったら日本の銀行に問い合わせするのも難しくなりますから。
では今回はこのへんで。
何か新しい情報があったらフィードバックいただければ幸いです。