イギリスで徒然草(旧・ランカスター日記)

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イギリスのスキンケア事情

ランカスターで学生をしていた時も、移住した今も、地味に悩まされているの

が、日本とイギリスのスキンケアの違いです。
一言でいえば、イギリスには

保湿化粧水がほぼ存在しない

のです!

思えばイギリスに住むのももう合計4年半近くなりますが、探しても探しても見つからず…。
留学していたときは、日本にも定期的に帰っていましたし、
日本の家族から送ってもらったりして
ずっと日本で使っていたものを継続してこちらでも使っていましたが、
さすがにこちらに移住して、これからも長く住むであろうと思われるのに
現地調達できないのは不便だしお金かかるしなぁ、ということで
なんとかしようと思い立ちました。

とりあえず手始めに、郷に入っては郷に従ってみるか、ということで
義理家族の女性たちに詳しく聞いてみたところ、

夜:ふきとり化粧水でメイクオフ。洗顔はせずに、夜用クリームを塗って就寝。

朝:シャワーのときに洗顔料を使って洗顔。昼用クリームを塗って軽く化粧して出勤。


うそーん夜洗顔しないの!?気持ち悪くない!?( ゚д゚)

という回答が。
ちなみに、日本女性の一般的なスキンケアはおそらく:

1.メイクを落とすためのクレンジングをする
2.洗顔料で洗顔する
3.化粧水でまず保湿する
4.乳液、美容液、クリームまたはオイルなどでさらに保湿

というのが一般的だと思います(最近は、1と2を合わせた「ダブル洗顔」を
避ける風潮もあるようですが)。

いや、イギリスは乾燥するし、夏の気温も日本ほど上がらないし、夜に洗顔しないというのも
アリなのかもしれん…と思い、1か月ほどやってみました。

結果、鼻の頭に古い角質が落ち切ってないざらざらした感じがするのと、
ちょっとニキビができたりしたので、たぶん合わないのであろうと結論。
あと、ふきとり化粧水→すぐにクリーム、だとなんとなくスカスカした感じが
して、やっぱり保湿化粧水がほしいな、と思いました。

そこで第二段階、本当に保湿化粧水はないのかどうかを調べてみることにしました。
ただし、高価なブランドものは除外です。
身近にあって手軽にずっと買い続けられなければ
スキンケアの意味がないし、冬は特に乾燥するイギリスにあっては
化粧水をたっぷり染みこませたコットンパックだってしたいですから、
安価なのは絶対条件。
それから、私は匂いにうるさい人間なので、匂いがないか、または嫌な匂いで
ないことも絶対にゆずれません。

というわけで、主に試したのは、

・無駄なものを一切省いた無香料商品を作るSimple(安い)
・Body Shopのなかでも匂いのないアロエシリーズ(まあまあ安い)

の、tonerやmoisturiserと呼ばれる商品です(写真は一部のみ)。

skincare.jpg


結果は…

<Simple>
・Soothing Toner…弱いふきとり化粧水で保湿しない。不満。
・Hydrating Light Moisturiser…水ではなく、乳液っぽいので不満。
・Replenishing Rich Moisturiser…水ではなく、乳液なので不満。

<Body Shop>
・Aloe Calming Toner…匂いなし、保湿力は弱めだけど一番マシ。たぶんこれも本来はふき取り用。
・Pomegranate Invigorating Toner…匂い強め。店頭で嗅いだときは
大丈夫そうだと思ったものの、肌につけてみたらイヤな匂いになってギブアップ。
アルコール使用なので、保湿力はまあまあありそうな雰囲気だったがスーっとして不信感。不満。

ということで却下
写真にある、同じシリーズのクリームを使ってみたりしましたが、やはりちょっと不満でした。

じゃあもう最終手段だろ!
手に入らないなら作るまで!!


材料:
・精製水か、浄水機を通した水道水 100ml
・グリセリン 5ml

です。

精製水が見つけられなかったので、とりあえず今回は浄水器を通して
煮沸した(なんとなく)水道水を使ってみました。
グリセリンは、Bootsで「のど風邪」用の棚にあって、
200mlで£1.29(200円弱)。安っ!!
あとは、料理用の計量スプーンで5mlのがあったのでそれで計量。

glycerin.jpg


エタノール消毒した旅行用詰め替えボトルに入れて、振って混ぜるだけ。
終わり!!
(※消毒用エタノール(Surgical Spirit)も、Bootsで£4.59で買えました)

この105mlの化粧水、冷蔵庫保存で一週間で使い切るべし、とのことです。
香りづけのために、様々なエッセンシャルオイルをたらしてみたり
さらなる効果を狙ってヒアルロン酸などを入れたりすることもできるようですが、
とりあえずはこの「基本の基本」の手作り化粧水で満足できるか
試してみたいと思います。

もしこれで満足できたとしたら、ものすごい安価ですよ?
1回5ml使用するグリセリン、週に1度化粧水を作るとしたら
200ml瓶の中身が無くなるのには40週かかります。約10か月。
それが200円弱でまかなえるとしたら、すごいことです。
満足できたいところです…意志でどうこうできる部分ではありませんが…。

しばらく使ってみて、またレポートしたいと思います。乞うご期待!

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チャリティショップ

もう7月だなんて!嘘だ!何かの陰謀に違いない!!

っていうくらいの速さで日々が過ぎていきます。
そしてやること・仕事が多すぎます・・・自分の処理能力のせいで。

今日は引越しの下準備として、もう着ない洋服とか、こっちで中古で買ったコートや
雑貨などのもろもろ(大きなスーパー袋3つ分の荷物になりました・・・)を
チャリティー・ショップへ持って行ってから市場へ買出しに行き、
これまた3袋分くらい買って帰ってきました。

チャリティーショップとは、日本でいうとリサイクルショップのようなものなのですが、
営業している団体がチャリティ財団なのです。
なので、買取はなく、持ち込んだ品物はすべて寄付
売り上げはそのままチャリティーショップの資金源となります。

イギリスにはさまざまなチャリティーが存在します。主にランカスターで見られるのは

・心臓病の研究をするHeart Foundation
・障害者支援をするScope
・貧困・不平等問題に取り組むOxfam
・がん研究をするCancer Research
・お年寄りのケアに取り組むHelp the Aged
・心のケア・サポートをするSamaritans
・ホスピス団体のSt. John's Hospice

です。ランカスターのような小さな街でもこんなにあるくらいなので、
全国的に浸透しているシステムなのです。

買取をしていないので、高い値段をつけて利益を追求する必要がなく
Tシャツなどは大体一枚2ポンド~5ポンド(200円台~450円)くらいで買えます。
まさに貧乏学生の味方!!なので
蘭華も、冬物の毛織スカートなど、3枚買っても1500円くらいだったりして
それはそれはお世話になりました。

陳列されている品物はどれも綺麗にクリーニングされていますが
やはりよく見るとほつれがあったり、シミがあったりする品物もあるので
そこは中古品ですから、よく注意して品定めする必要があります。

でも、「なんでこんな綺麗なのにいらなくなっちゃったの?」と思うような服や品物も
あるのも事実なので、時々行って物色するのが恒例でした。

ランカスターは学生街ともいえますし、「留学期間の一年だけ着て
帰る時は置いていく」という人がたくさんいるので、余計に綺麗な品物が多いようです。
特に、アフリカからの学生は、母国ではコートを買ったことがない、という人もいるので
まさにそれはこっちで買ってこっちに置いていく、という典型ですね。

日本にいたときは、リサイクルショップに興味を示したことなんてなかったのですが
こっちに来てからはチャリティショップ以外で服を買ったことは数えるほどしかありません。
3回もあったかな?って感じです。4年弱もいたのに。

私ももうすぐ帰国ということで、もう着ない服、持って帰れない家電製品(ドライヤーとか)
などを寄付して帰ります。たぶん、これからももう少し寄付する品物が出るだろうなあ。
ちなみに、洋服に限らず、古本やカップ、お皿、湯沸かし器、ドライヤー、調理器具、
カトラリーなど、寄付できる品物の種類は多岐にわたっています。

プラスチックの収納棚とか、まだ綺麗で使えるものもたくさんあり
かといってebay(こっちでヤフオク的存在)に出すようなものでもないし・・・
というときに、チャリティショップは自分の良心を救ってくれるのです。

「きっとチャリティショップに出したら、欲しい人がいるんじゃないかな」と。
そしてそれが、また学生をはじめ、お財布事情の厳しい人々に引き取られて
大事にしてもらえるよね、と。

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Royal Wedding

いや~無事結婚しましたね、ウィリアム王子とケイト・ミドルトン嬢。

ケイト嬢はとっても綺麗でした。
上品なレースで上半身を包み、もちろん最高級のシルク製でしょうね…
全く太って見えないAラインドレス、裾には織り模様がびっしり。
大変美しく上品です。

kate dress
(画像:Yahoo UKより)

「ハリウッド的美人」に慣れた日本人の目から見ると、
イギリスに「美人」はほとんどいないと言っていいくらいですが
ケイト嬢はかなりの美人の部類に入ると思います。
ウィリアム王子、幸運な男です。

付き合い始めてから8年経っての結婚。

大変裕福とはいえ、貴族の出では決してない「一般人(commoner)」であるケイト嬢が
本当に結婚相手になるのか。いろいろと噂されていましたし
2007年には破局の報道があったり、
「待たされケイティー (Waitee Katie)」などと
揶揄されたりしていましたが、ついにゴールイン。

式の様子をテレビ中継で見ていましたが、
ケイト嬢はとっても嬉しそうで、ウィリアム王子もちょっと照れながら
視線を交わしあっていたのが大変好印象でした。

一般人が王室に入ることは、8年の年月をかけて準備をしても
やはりとても大変なことだろうと思います。
日本の皇室よりずっと開かれて柔軟な英国の王室、
よもや雅子妃のようにはならないと思いますが…
ウィリアムのサポート度にこれから
注目していきたいですね。
頼むから未来永劫チャールズ(呼び捨て)のようにならないでくれよ…

現実的な視点からすると、王室の是非や
この不況に税金どんだけ使ったんだよ…とか
(もちろん王室の収入でまかなっている部分も大きいでしょうが、
支出はいろいろなエージェントが関係していて複雑なので
税金分がいくらかわからないそうです)
ハテナな部分もありますが、
新婚の2人を祝福します。末永くお幸せに。

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あきらめの早いイギリス

去年に続き、「厳冬」と噂されているイギリスの今冬。
昨日今日は少し暖かくなりましたが。

ヒースロー空港がほぼ閉鎖状態だったり、
バスや鉄道の交通機関や、郵便配達網も
ものすごくdisruptされていて混乱しています。

これだけ聞くと、

「さぞかし寒いんだろうなあ」
「マイナス20度くらい行っちゃうのかしら」
「ものすごい降雪量なんだろうな」

と思われると思いますが・・・

イングランドの北のほうにあるランカスターでも
最低気温はマイナス5度程度でした。
一度マイナス12度くらいまで行ったけど、
すぐ戻りましたね。
降雪量も、ランカスターは数センチ程度。
正直、まったくもって「大雪」とは呼べない程度でしたよ?

まあ確かに、日照時間も短いうえに
ほぼ曇りですから、雪が溶けずに凍ってしまうので
危ないというのはわかるんですが。

それでも、日本人からするとありえない
やる気のなさで、

労働者は仕事に行かないわ(「道路がすべる!車を安全に運転できない!」←チェーンは?)
鉄道は止まっちゃうわ(「線路に雪が!」←除雪は??)

で、クリスマスの時期なのに郵便配達はないし
プレゼントやカードも時間内に着かないということで、
国民のイライラ度はMAXだったといえるでしょう。

また、こっちではクリスマスは家族イベントですので、
大量の食料を買い込み、盛大なディナーを作ってお祝いするわけですが
あまりにも大量な買い物のため、ネットスーパーで配達に頼る人も
かなりいるわけです。
それが、

雪のため配達できないので注文キャンセルします。
品物は棚戻ししちゃったんで、買いたいなら店に来て選びなおしてね


とかいうドタキャンの知らせが来ちゃったりするし。
せめて棚戻しはしないで、店に来たら一瞬でピックアップできるくらいに
しといてくれよー!っていうね?
ちなみに天下のTESCOなんだぜ?

一言でいうと、もうちょっとやる気出せよ…イギリス。

っていう冬でしたね。
あきらめ早すぎだろーって。


ちなみに、私も注文した本などを首を長くして待っていたとき
Royal Mail(イギリスの郵便局)の
ウェブ追跡サービスを頻繁にチェックしていたんですが、
Royal MailはなんとTwitterでカスタマーサービスをやってるんですね↓


http://twitter.com/royalmail


いくつかやり取りを見ていくとスッゴク面白いですよ!

たとえば、

消費者:「この追跡番号の荷物どうなってんの?翌日お届けサービス使ったんだけど(明らかにイライラ)」

RMの係:「翌日お届けサービスは12月6日から凍結しています。私たちのドライバーにとって安全が保障されないからです。可能な限り早くお届けします」

消費者:「可能な限りとかいって、何にもしてないじゃん!もういい!最寄の郵便局で荷物よこせって言ってくる」

RMの係:「言ってもいいけど、荷物の引渡しはできませんよ。私たちは今できる限りのことをしてるんです」

消費者:「まじRoyal Mail役立たず!高い金払って結果がこれかよ!次はFedExにするから!」


とかね!!(・∀・)

電話のカスタマーサービスだって同じようなやりとりが
毎日起こってるんでしょうが、
ウェブで残っちゃうのに暴言を吐く消費者もすごいし
そこはかとなくケンカ売っちゃってる感じのRMの係の人もいたりして、
ちょっとしたドラマです。

かくいう私も、外資小売チェーンの情報システム部で
通訳兼お客様サポートをしていたことがあるので
カスタマーサービスの大変さは身に沁みてわかります。
RMの人、毎日大変だろうなぁ…
やる気のないイギリスに呆れてはいますが、
彼らにだけは心底同情してます。
早く冬休みになるといいね。

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残酷なイギリス硬貨

Viva、今学期中(12月中旬まで)には無理という判断となり延期決定・・・ぐわあ。
厳しいです・・・。次学期こそ必ず。

それよりも外部審査員の先生に連絡がとんとつかないっぽいんだけど
大丈夫なんだろうか。
こういう事態がわりとカジュアルに起こるイギリスのアカデミア、
まあやっぱりみんな人間なんだね。
と思ったり。

今日は全然研究と関係ないことを書いてみます。
それはイギリスの硬貨

イギリスの硬貨は、表が額面、
裏にはエリザベス女王の横顔が
彫られています。

普通ですよねここまでは。
日本だって、紙幣だけど野口英世とか印刷されてます。

しかしイギリスで面白いのは、

女王が年を取ってきたら、その老いた横顔を刻印した硬貨を発行する

というところです。

エリザベス2世は1952年に25歳で女王となってから
もう60年近く在位しています。
ちょっと前の硬貨を見ると、
何度かその横顔のデザインがリニューアルされてきた
ことがつぶさにわかります。

これは1980年代前半発行の20ペンス硬貨。
顎のたるみもなく、頬も丸みがあり首もスッキリと若々しい印象です。
1980年となると実際のエリザベスは50歳過ぎてるわけですが、
たぶんこの硬貨の横顔はかなり前にデザインされて
ずっと使われてきたのかも。
DSCN2938.jpg



次は1996年発行の10ペンス硬貨。
頬の丸みが消え、少し首が太くなった印象です。でもまだまだキリッとしてます。
DSCN2941.jpg



これは最新版、2008年発行の20ペンス硬貨。
比べてみると・・・残酷です
ホウレイ線、顎のたるみ、目の下のくぼみ・・・すごくつぶさです。
DSCN2942.jpg



なんつーか、「ここまでリアルに表現する意味あるの?
っていうか・・・
私がもし女王だったら、とんだ羞恥プレイとでもいいましょうか、
「以前のデザインの硬貨はすべて破棄すること」
とでも法律改正を要求したくなる気がします。

いやそれより、造幣局の人から
「女王、そろそろ硬貨のデザインのリニューアルを・・・」とか
すごく丁寧に申し訳なさそうに言われるんだろうと考えると
それも複雑。

そりゃあ即位60年近くともなれば
どんな人間だって年を取ります。
彼女の横顔の変遷は、そのままそれだけ長い間国民に支持されてきた
ことの証
でもあるわけですから、
「ひどい」とか思うことの方が不遜なのでしょうけれども。


しかし、エリザベス女王が退位して、チャールズ皇太子が即位することになったら
当然硬貨の裏の顔はチャールズになるわけですが、
チャールズはもう52歳、というよりももっと年上に見えかねない風貌だし
硬貨の変遷を見守る楽しみはあんまりないかもしれないなぁ、と
がっかりする自分もいたりして。

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