ランカスター日記 〜英大学院博士留学

今年のまとめと今後の予定

もう7月となってしまいましたね・・・
こちらでは3学期目が終わり、大学の規定の「一年」が終わってしまったことになります。
早っ!!(@д@;)

蘭華は一昨日、今学期最後のスパビを終えて
一時的に修羅場から脱出♪

しかもあと10日ほどで、夏の一時帰国です!
うれし〜い!楽しみ〜!(*^∀^*)

でも、これからまだお仕事や方々へのご挨拶や
もちろん、日本での資料集めもあるので気は抜けません。
1つ終わるとまた新たな課題が出てくるので、
つねに追われるような感覚に襲われています。
オンとオフの切り替えがしっかりできたらいいのに・・・と思うけれど、
もともと要領悪いし、きっとこれはもう研究を志すなら
すっぱりと諦めたほうが良いのだろうなぁ。

この一年で学んだことは:

・理論の大切さ
・自分の知りたいことを念頭に論文を読まないと内容は右から左へダダ漏れ
(今まではこればっかりやってました、そのためこっちに来てから再度読み直しに
なった論文の多かったこと・・・)
・使うツールには緻密な検証が必要なこと
・先行研究をあれこれ読んでまとめる面白さ


でしょうか。
もちろん、日本でも英語で修論を書きましたから
だいたい経験していたのですが、今から考えると
なんて穴だらけのものを書いたのか、と恥ずかしい限りです。
いろいろな意味で詰めが甘すぎました。

あれこれ思い返すと、本当に赤面ものですが
こちらに来て、冷静に省みられるようになっただけでも成長した!ということで
自分を励ますことにしています。。

今後の予定としては、

・8月末までに、upgrade panelに向けた先行研究レビューを書いて提出(20ページほど)
・パイロットデータの受け取りと初期分析着手
・9月頭に指導教員たちとミーティング(スパビ)、レビューのフィードバックをもらうのとともにパイロットデータの分析の方向性を相談
・10月・11月で分析、先行研究レビューの洗練、研究会での発表
・11月か12月頭にupgrade panel

という感じ、とこの前のスパビで打ち合わせてきました。

Upgrade panelというのは、博士課程に入ってから1年〜1年半の間に
博士論文の基礎となる先行研究レビューとパイロット研究(合計50ページくらい)を執筆し、
それを元に「この学生は博士論文を書く力量があるか」を問われる
面接試験?のようなものです。

1度ダメでも、書いたものを改定して、2度目に臨むことが可能です。
しかし、それでもダメだったら、そのテーマで博士論文を書くことは不可能になります。
つまり、博士号をとるためにものすごい大事な試験なのです。
そして、ダメだった人の話もちらほら聞きます。

今から戦々恐々・・・。
日頃お世話になっている、1年上の先輩はすでにめでたく合格されているので
彼女の背中を追いかけつつ頑張りたいと思います。
しかし、背中が、ま、まぶしい・・・!!!(つд<)


とりあえず・・・

何に着手するよりもまず、修羅場でちらかりまくった
部屋の整理からはじめよう!!(・∀・)

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MAN U

学内を歩いていて、

MAN U

と見て、即座に

Mann-WhitneyのU検定

と思った私は重症です・・・。

正しくは、

Manchester United
(サッカーチーム)

の略でした。

バーの張り紙なんだからそりゃそうだよ。

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アンケート分析の醍醐味

アンケート調査の分析をするとき、
実は一番好きなのが
自由回答欄です。

選択式の番号の羅列のほうが入力も楽だし
余計なことを考えずにあるがままのカテゴリーで分析できるのだけど、
自由回答を読んで浮かんでくる生の声、被験者の姿が
もう無条件に面白いのです。

今分析している中に幼児の様子を書いた自由回答があるんですが

「○○できてうれしそうでした」
「△△が気に入ったようです」
「□□したくて仕方がなかった様子」

などの記述があって、もう!

子どもカワイイ!(*゜∀゜*)=3
こんなに頬がゆるみつつ分析のお仕事をするのは
はじめてかも?


ただし、自由回答欄の分析は
KJ法もどきをやらないといけなかったり
無回答が多くてカテゴリー化しても分析にならなかったりするので
本当に厄介なんですけどね・・・

そして統計が私の前に立ちはだかる。

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統計メモ:Mann-WhitneyのU検定

もうちょっと調べてみました。
またわからないことがどんどん・・・。

Mann-Whitneyは基本的にWilcoxonの検定と同じ。らしい。
しかし、統計で「同じ」とか「実質同じ」っていう言葉を鵜呑みにすると
危険だと個人的には思う。
詳しくは必要になったときに学びなおすべし。

衝撃の新事実:

Mann-Whitneyは「両標本が同じ母集団から抽出された」との
帰無仮説に基づいて検定を行うということで、つまりそれは
等分散を仮定する
ということ・・・

事前検定が必要なのね・・・(゜д゜)
その場合何の検定法だ?SPSSで分散分析やると出るLeveneでいいのか?

ていうか、正直・・・
ノンパラの定義、実はよくわかってない蘭華。
今まで「正規分布が仮定できない」「Nが少ない」と大まかに思い込んできた。
そろそろ学びなおすときか。

ついでに、「等分散」「不等分散」の定義もあやふやになってきた・・・
「同一母集団から抽出して分散同じ」というのと
「異なる母集団からの2グループだけど分散同じ」というのは違う?
そうなると母集団て何だ?

たとえば、同じ母集団から抽出し、事前の等質検定では等質とされた2グループに対し
実験群にのみトリートメントを行って事後、差の検定を行うとき。
もともとのサンプルは同じ母集団だけど・・・
トリートメント後は明らかに異質になると予想される。
このとき、母集団て「同じ」?「異なる」?

あああぁぁあ。

とりあえず、じゃあMann-Whitneyやりたいけど不等分散だったら
何の手法を使ったらいいの?

Kasuya, E. (2001). Mann–Whitney U test when variances are unequal. Animal Behaviour, 61(6), 1247-1249. より:

1.Siegel-Tukeyテスト後、U検定
2.等分散に頼らない検定法:中央値検定、robust rank-order test(?)
3.Welchなど、t検定の修正版(比率または間隔尺度の場合)
4.分散比率のF検定後(?)、t検定

よく読むべし。
動物行動学の分野の論文だが・・・
データの種類、特性などが転用可能か判断すべし。
言語の分野でMann-Whitney使われてる論文を探すこと。

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統計メモ:ノンパラメトリック検定

日本にいたときから学び続けている統計ですが
まだまだわからないことだらけ。特にノンパラは弱い。
でも必要だからやらなきゃ。

そのうち全貌がわかってくるだろうとの期待のもと
とりあえずメモだけ。大事なのは積み重ね!
統計は一度で理解するのは無理無理(呪文のように)

・t検定に当たるのがMann-Whitney
・分散分析に当たるのがKruskal-Wallis

・アンケートで回答選択肢が順序カテゴリー=Mann-WhitneyのU検定
つまり3水準以上でもできるらしい。早速t検定と違う。んー?
?1「全然ない」、2「あまりない」、3「少しある」、4「とてもある」間が等間隔でないかも
っていうのは無視できる?間隔尺度扱いじゃないからOK?


※カイ二乗検定は名義尺度の独立性の検定
基本的に2群の検定だが3群で検定もできる(SPSSでも)。
しかしその場合の多重比較の手法に関しては議論が分かれる。
テューキー、ライアン、ボンフェローニ。
↑これはKruskal-Wallisでも一緒。一般的にボンフェローニとされているそうだが

あー、多重比較のこと、I川先生が超親切なハンドアウトくれたのに!日本で勉強した統計ノート持ってくるんだったー!!
夏の帰国で絶対持っていく。


統計手法の選択はココが便利↓

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/FlowChart/Tutorial.html

群馬大学・社会情報学部の青木繁伸先生のページです。
私が通っていた日本の大学の統計のI川先生もオススメのページだそうで
とっても信頼しています。
計算とか、わからない部分がたっくさんあるし
私の分野の研究に当てはめるには
結局ほかの資料に当たったりしないとだめなんですが
少なくとも、いろんな有益な情報をピックアップできます。

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